鬼滅の刃視聴環境

ここまで鬼滅の刃の映画が大ヒットとなったのは、原作のおもしろさがもちろん理由として大きいと思います。
しかしそれだけではありません。
鬼滅の刃の原作コミックをアニメ化して、さらにそのアニメを多くの人に周知してもらえるような視聴環境を作り上げ、話題性をもたせ映画大ヒットに至るまで行われた視聴環境のすばらしさも大きな要因だと思います。
鬼滅の刃を多くの人に知ってもらうため、まずはアニメの第1話~第5話までのお話で構成した「鬼滅の刃 兄妹の絆」を公開しました。
2019年3月29日公開の映画で、全国にある劇場の中から11館だけで限定上映されました。
放送開始前から作品のクオリティーの高さは話題となっていたので、小規模な上映でしたが大成功に終わりました。
そしてその後2019年4月6日から順次TOKYO MX、BS11、その他に各地方局が深夜枠で、鬼滅の刃の全26話を半年にわたり放送しました。
さらに主要20社が動画サイトでも配信を開始、インターネット上でいつでもどこでも鬼滅の刃を観ることができる環境が整いました。
鬼滅の刃の評判を聞いた人、もう1度観たくなった人、途中から観たので最初から全話観たくなった人など、多くの人が好きなときに観られるようになりました。
こうした視聴環境の広さも多くのファンを獲得した要因だと思います。
連載漫画がアニメ化されて人気となっていくことはよくありますが、今回の鬼滅の刃ほど爆発的な人気となるのは珍しいことです。
実際、鬼滅の刃がテレビアニメで放映される前までは原作コミックの累計売上が350万部でしたが、テレビアニメが放送されると1200万部という驚異的な数字をたたきだしました。
テレビアニメが放送終了してからさらに売り上げを伸ばし、多くの人がその続きを知りたがっていることがわかります。
ネットの検索大賞を受賞したり、Twitterのトレンド大賞を受賞したり、メディアで鬼滅の刃の人気ぶりを取り上げたことでさらに多くの人の関心を集めました。
こうして公開された映画、「鬼滅の刃 無限列車編」ヒットするのは当たり前でここまで多くの人を加熱させられたのは今までの戦略が成功した結果だと言えると思います。